◆二俣川北口に コミュニティスペース「Cafe2階」オープン!

2015年9月18日、二俣川駅北口のドン・キホーテのすぐ北側に小さな小さなカフェがひっそり(?)オープンしました。その名は「Cafe2階」。今年春まで「アジアンダイニング & Cafe bar Nikai」だった所を、店内だけでなく、店名や電話番号までそのまま引き継ぎ「新装」開店したのです。

では何が「新装」なのか。アジア料理店がカフェに変わっただけではありません。余った食材を持ち寄りともに調理して食べる「サルベージごはん会」をするという、単なるカフェを超えた点なのです。これだけではまだピンと来ませんね。ならば、すでにこのサイトでもご紹介したMana Houseを思い出してください。わからない方はこちら

※閉店の話がありましたが、なくなり、継続営業中です。
 当面は17:00からの営業が中心ですが、ランチタイムに開けていることも。

Mana Houseは、ともに食事をつくり一緒に食べることで、人と人とのつながりや豊さを取り戻そうとするシェア・キッチン。そのイベントに参加したのが、「Cafe2階」の店主になったしんやさんと、パートナーのりんごさんでした。Mana Houseの取り組みに共感した2人は、たまたま友人が経営し閉店したこの店を思い出し、同様な趣旨でカフェを開くことを決意。今回の開店にこぎ着けたのでした。



 
Mana Houseとの違いは、Mana Houseが、基本的にはイベント中心の運営なのに対し、「Cafe2階」は、常設のカフェを営業をしながらも、余った食材を持ち寄って調理しともに食べる「サルベージごはん会」を日常的にしようとする点。仕組みは簡単。食材を1品ずつ持ち寄り、参加費500円を払えば「ごはん+みそ汁」は店側が用意し、プラスつくったおかずが食べられるというもの。

原則として、毎週火曜日の11:00からと18:00から(定員5名)。ちなみに「サルベージ」とは、余った食材を「救出する」ことを意味し、もともとは廃棄食品を減らす「フード・ロス」対策ですが、いまでは「サルベージ・パーティ」という新しい食のスタイルとして、全国的に広めようとする動きも出てきています。



 
さて、文字通り階段を「2階」に上がると、こじんまりとした、しかし居心地のよさそうな空間が広がっていました。テーブル席6人、カウンター4+2人、ペアシート2人で、計14人入るといっぱいです。しかし、この小ささが、ある意味、隠れ家的な魅力?にもなりそうです。



 
メニューは、コーヒー・オレンジジュース・チャイ(350円)、ワイン・ビール(400円)、6種類のホットサンド(400~450円)、+200円でコーヒーかチャイのセットに。その他アイス付ケーキセット(450円)とシンプルですが、なにせ「サルベージ」をするのですから、メニューにとらわれない、いろんな可能性が広がりそうです。



 
「サルベージ」以外にも、りんごさんの趣味・特技を活かして、ハンドケア・マッサージ・写仏・占いなども実施するそうで、ゆるゆると、さまざまな企画が動き出しそうです。また、貸し切り(8~15名)や多目的スペースとしての活用が可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいとのこと。



 
こうしたコミュニティ復活を志す店やスペースは、希望が丘にばかり多かったのですが、この店の開店は、日頃、二俣川駅を利用する人にとっては、嬉しいニュースですね。今後、同じような店やスペースが、もっともっと増えていってほしいものです。

コミュニテスペース「Cafe2階」
〒241-0821 横浜市旭区二俣川1-45-95 七番館ビル2階
TEL 045-363-8893 ホームページ フェイスブック
※ドン・キホーテ北側1F出口を出て、正面にある加藤文具店の2階
※原則月曜日休み(9/22・23は休業)
※17:00~20:00(日曜)、~21:00(火~木曜)、~22:00(金・土曜)