福祉作業所の手作りパンも販売するコミュニティカフェ【ブルーベル】

近年、コミュニティカフェが急増しています。利益より地域の居場所づくりなどを主眼としたカフェで、希望が丘は先進地。すでに、希望カフェハートフルポートなど、このサイトでもご紹介しましたが、2019年6月、新たにブルーベルが中希望が丘にオープンしました。

希望が丘駅南口から訓練校通りを登り切った信号のある交差点を左折し、200m余進んだ右手にあるクリーム色の家です。徒歩なら、相鉄ローゼン脇の階段を上って進み、突き当たりの道を右折してすぐ。三角形の一辺を行くことになり、徒歩6分くらいです。


 
住人のいなくなった込山さんの実家1階を改装したコミュニティカフェで、込山ご夫妻に息子さんも時々手伝い、近隣の方の支援も受けながら運営しています。2階は人に貸し、実際のお住まいは南希望が丘なので、ハートフル・ポートが「自宅カフェ」なら、こちらは言うなれば「実家カフェ」。しかし、ともに住宅地のなかで、個人宅ならではのアット・ホームさを活かした瀟洒(しょうしゃ)なつくりで、両店はお互いに姉妹店を自認しています。


 
最大の特徴は、区内の「ぴぐれっと」と「こんがり工房」2ヶ所の福祉作業所で作った無添加パンを多数販売していること。娘さんから「どうしてパン屋さん始めたの?」と奥さんが聞かれたなエピソードがフェイスブックに載っていました。お店の想いがよくわかりますので、少し長いですが引用します。
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本日、うちの娘がぽつりと言いました。「どうしてパン屋さん始めたの?」(娘は自閉症ですが、一般企業の障害者枠で働いてます)。私がお店に出せるような美味しいパンを焼けないことを知っている娘には、どうしてパン屋さん!?どうしてカフェ!?と、不思議で仕方なかったのでしょう。

↓のようなことを娘に話しました。
①地域の人たちが繋がって、誰もが気軽に来られる居心地の良い場所を作るためにカフェにしたんだよ。誰かと話したり一緒にいること、って大切なんだよね。
②障害のある人たちが、とっても美味しいパンを作ってるんだよ。それをたくさんの人に知ってもらって、美味しい嬉しい気持ちを分け合いたいんだ。パンが売れればパン工房で働いている人たちのお給料が少しずつでも増えていくんだよ。仕事だって増えるんだよ。

そんなことを娘に話しました。娘は、「それをみんなに伝えないと、どうしてパン屋でカフェやってるのか全然わからないよ。私はさっぱり分からなかったよ。あー、これを聞いて納得した。」と。本当にそうでした…。
全くの情報不足。     (※この引用で、より多くの人に想いが伝われば幸いです)
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店内のつくりは、玄関を入るとホールがあり、左手にパンの販売コーナー、その向かい側に精算カウンターがあります。台にしているのは、いずれも、なんと実家にあったタンス。横倒しにして多少手を入れ、うまく活用しています。
 

 
奥の部屋がカフェコーナーで、4人席×1、2人席×2、壁席×2で10人入れば一杯ですが、部屋は池もある庭に続いており、7月中にはウッドデッキもつくるそうですから、また違った雰囲気も楽しめそうです。
 

 
メニューはドリンクのみで、ランチなどは提供していませんが、お店で買ったパンは、店内で食べられます。
 

 
今後は、旅行・映画を語る会や、昭和歌謡を歌う会などのイベントも開きたいと込山さん。実は込山さんは、主にドキュメンタリー番組をてがける現役のフリーTVディレクター。大学は映画学科卒で、若いころアジア貧乏旅行も経験し、歌や楽器演奏も大好き。その半生はドラマチックで、かつてのシングルパパ奮闘記は本当にドラマになったこともあるとか。ご興味のある方は、原作本をご覧になるか、直接お店まで!
 
コミュニティカフェ ブルーベル
〒241-0825 横浜市旭区中希望が丘60
TEL & FAX 045-298-4469
MAIL bluebellcomcafe*gmail.com *は@に変更
フェイスブック
火曜日~金曜日 11:00~16:00
駐車スペース2台あり(要予約)