ドッグヤード・ガーデン「みらい横丁」に『世界のビール博物館』

横浜ランドマークタワー20周年の今年2013年は、ドッグヤード・ガーデンでは、プロジェクション・マッピングを公開中ですが、これに加え、ここには「みらい横丁」という新たな飲食店街も7月にオープンしました。そのなかで注目なのが「世界のビール博物館」。世界250種類以上の瓶ビールが飲めるだけでなく、約20種類の樽生も飲めるのが魅力。ベルギー・イギリス・ドイツ・チェコ・アメリカの5カ國のバーカウンターを再現し、ビール好きにはたまらない空間に仕上がっています。

この店を経営しているのは、ワインやビールの輸入卸販売をしているワールドリカーインポーターズ。2012年5月に東京スカイツリータウン・ソラマチ店をオープン。今年5月には、大阪駅中央北口にグランフロント大坂店(世界のワイン博物館も併設)を開業。そして、この横浜店が3号店眼となります。

入り口で眼を引くのが世界のビール瓶を積み上げてつくったピラミッド状のビールタワー。そのすぐ向かいには、保冷棚があり購入もできます。

博物館といっても、もちろん、各国の郷土料理も楽しめるビアレストラン。この日は、定番?の「ミュージアムプレートセット」(4500円)を注文しました。これは、5カ国の直輸入樽生ビール5種180mlずつに日替わりのフード盛り合わせプレートがセットになったものです。ビールの味比べをしながら、お料理もおいしくいただきました。

お値段は、ちょっと高めですが、180mlといっても5杯ありますから、全部で中ジョッキ2杯分近くになります。しかも、通常のビールより、たぶん多少アルコール度は高めですので、弱い私は、十分酔っぱらってしまいました。

料理メニューは、ソーセージ3種盛り合わせ、アイスバイン、ローストチキン、ジャーマンポテト、トマトパスタなど、ビアレストランにお馴染みのメニューはひと通りあります。ここの料理の量は、ちょっと少なめな印象ですが、お腹が空いている人には、4種類のチーズがのったパンピザがオススメです。

店内は広く、内装はいかにもビアレストランらしい雰囲気と活気が漂っていました。店員の女性も、ちょっとコスプレっぽい衣装で、「なりきって」働いており、入り口では、呼び込みもしていました。なんでも、スタッフはみな「レストランネーム」をもっているそうで、その効果もありそうですね。

場所がちょっとわかりにくいので、「みらい横丁」を目指すには、看板を注意するなり、案内に聞くなりした方が、いいかもしれません。ちなみに、「みらい横丁」は、路地に面した世界の港町酒場横丁といった雰囲気で、世界のビール博物館を含め12店舗があります。どの店も、前を通るだけで、一度は入ってみたくなるような店ばかり。「はまれぽ.com」では、世界のビール博物館みらい横丁も、詳しく取材・紹介しているので、ぜひ参照してください。

世界のビール博物館 横浜店
〒220-8190 横浜市西区みなとみらい2-2-1
ランドマークプラザ ドックヤードガーデンB2F(みらい横丁内)
045-664-2988
11:00~23:00(L.O.22:00)