元学校の先生が夢をかなえたこだわりのお店 拉麺屋「とみ」

希望が丘に行く用事があったので、近くでランチを、とネットで探して見つけたのがこのラーメン屋さん。希望が丘の入り組んだ飲み屋街？の中にあり（地図参照）、表通りを行き来しているだけでは気づきません。こだわり感プンプンのお店は、なんと元学校の先生が前々からラーメン屋をやりたくて始めたお店だとか。店名は、ご主人の苗字「とみやま」から採ったそうです。

店内は狭くカウンター席だけですが、２階に12人まで入れる座敷があり、貸し切りや宴会にも使えます。この日は、地元希望が丘高校を今年卒業する生徒（たぶん）が予約しており、集まってきていました。１階は、インテリアとして懐かしいレコートジャケットが飾られています。

夫婦お二人で切り盛りしているようで、注文は自動販売機で食券を買うスタイル。この日は、事前に決めてきた濃厚味噌ラーメン800円を注文。私にとってラーメン、とくに味噌ラーメンにはライスは必須。しかし、平日ランチはトッピング一品か香りご飯がサービスとのことで、「香りご飯？」と思いつつもそれをチョイス。麺は太麺か細麺が選べるため、「やはり味噌なら太麺かな」と思い太麺にしました。

見ていると、肉厚なチューシューを１枚でも火であぶるなど丁寧な作り方をしています。そのせいか、遅めの時間で空いていたものの、出てくるまでは思ったより時間がかかりました。待つことたぶん7～8分。出てきたのは下記写真の品です。

スープのお味は、イメージ通りで味わい深く納得。スープのこだわりは、説明が書かれていました。ただ、太麺はイメージとは違いストレート麺で、もっとスープに絡んでほしかった気がしました。その意味では、細麺の方がよかったかもしれません。

メニューは写真の通りで、横浜ウォーカーに紹介されたカレーラーメンのほか、つけ麺もやっています。普通のラーメンは、とんこつ塩ベースのようですが、メニューのなかでは、焦がし醤油のねぎラーメンというのが、ちょっと気になります。次回は、これを細麺で食べてみたいと思いました。

先に書いた平日ランチサービスのほか、土日の朝は「朝ラーメン」とのことで、モーニングサービス（8:00～11:00)として、特製焼おにぎりかジュースがつくそうです。系列ではないこうした個性的なお店は、末永く頑張って欲しいものです。ちなみに、近くに2012年末にリニューアルオープンした「たんめんdeブラザーズ」は、この日「３月８日をもって閉店」の貼り紙を見てしまいました。残念。

▲写真をクリックすると拡大します。

拉麺屋「とみ」
〒241-0825 横浜市旭区中希望が丘106-33 → 地図
045-362-3799
11:00～14:30　17:00～22:00（日曜祝日～21:00）
年中無休