九州は福岡大牟田の豚骨ラーメン「柳屋」三ツ境店【閉店】
ありそうで意外に少ないのが豚骨ラーメンのおいしい店。しかも家系の専門店となると、旭区内にあるという話はあまり聞きません。たまたまネットで見つけたのが「柳屋」三ツ境店(住所は、ちょっと旭区からはみ出していますが)。三ツ境駅南口を出て左(二俣川方面)に2~3分進み、ダイエーの入口向かいにあります。2013年1月までは「ラーメン梶」でしたが閉店後、海老名のビナウォークから2月に移転してきたのが柳屋です。「替え玉無制限無料」で、学生を始め、知る人ぞ知る店でもあるようです。【2017年5月31日で閉店】
こじんまりとした店内は、カウンター8席、奥に4人用テーブルがひとつあるだけで12人でいっぱいになります。平日の13時過ぎに行くと、幸い空いていてすぐに入れました。ここは、「白・黒・バサラ」と3種類の豚骨があり、お値段は各670円・720円・820円と少々高め。しかし、11:00~15:00は毎日欠かさず「喜ランチ」というランチセットを提供。「白・黒・バサラ(各塩味か醤油味あり)」から好きなラーメンに焼豚ミニ丼か明太子ミニ丼が付いて、なんと720円。そこで、迷わずランチ、それも一番高級?なバサラ(塩味)と焼豚ミニ丼のセットをチョイスしました。
3種類の豚骨の違いは、写真の説明をご覧いただくとして、家系らしく、「脂の量・味の濃さ・麺の硬さ」などお好みを指定できます。貼り紙の欄外には、「針金・粉落としも承ります」とありました。たぶんもっと固い指定なのでしょう。帰宅後調べたら、福岡ではポピュラーな表現のようです。初心者の私は、すべて「ふつう」でお願いしました。
出てきたラーメンを見て、すぐに思い出したのがラーメン博物館に出店している熊本ラーメンの「こむらさき」。ラーメン博物館には2回程度しか行っていませんが、一番印象に残っていたのが「こむらさき」です。実際、食べてみて、よく似ていました。どちらも、焦がしニンニクを使い、きくらげ・青ネギを載せた白い細麺の豚骨ラーメンなのです(半熟卵と海苔の分だけ、よりリッチです)。豚骨ラーメンは、好き嫌いが分かれるようですが、ともするとやみつきになりそうな何かが確かにひそんでいます。ちなみに、替え玉は半分でもOKですので、半分をお願いしてしまいました。
柳屋の本店は東京は世田谷の用賀にあり、支店は違う店名も含めて数店舗ありますが(ホームページ参照)。以前の「ラーメン梶」は、同じ経営だったとか。そのため、2013年9月から、お客さまの要望で、梶で提供していた醤油ラーメン・味噌ラーメンも、ここで食べられるようになり、同じ店内で、豚骨以外のラーメンも楽しめます。次回は、梶の味噌ラーメンを是非食べてみたいと思います。
柳屋 三ツ境店
〒246-0022 横浜市瀬谷区三ツ境6-2
TEL 045-361-1771
11:00~23:00(金・土は24:00まで/L.O.は30分前)
年中無休・駐車場なし
※食後、ある偶然から、期せずして店長の写真をとらせていただけることになりました。