雑木林が残る四季美台ふれあい公園がオープン
旭区は四季美台の雑木林が整備され、2013年9月12日に四季美台ふれあい公園がオープンしました。周囲は道が入り組んでいるため、以前ご紹介した今宿市民の森と同様、地元の人以外にはわかりにくく行きにくい場所にあります。ひとことでいえば、二俣川幼稚園の数百メートル南側のあたりです。今宿市民の森の半分弱の広さですが、ちょっと自然のなかでくつろぐにはよさそうな空間です。
四季美台町内会館の隣に北入口があり、入口部分は、「かたらい広場」として小公園が整備されています。
ここを通り抜けて階段を登っていくと道は分れており、左側に進むと3~6歳の幼児向けのミニアスレチックが4基ほど斜面に整備された「遊具みち」です。
左に曲がらずまっすぐ進むと、この公園の中央にある「陽だまり広場」に出ます。「遊具みち」も、登っていくと、この広場に出ます。木々の間から周囲の住宅地が透けて見え、ココロット鶴ヶ峰やゴミ焼却場の旭工場の煙突などもよく見えます。林のなかの小高い丘といった風情です。
広場の先は南入口(下写真)です。この公園には、南北2カ所の入口があり、いずれも水飲み場と駐輪場が整備されています。
陽だまり広場は、ちょうど8の字の中心部分にあたり、遊具みちの反対側は、「生きもの散歩道」と名付けられた道を通って、「風の広場」に出ます。とくに何もない小さな空き地ですが、周囲にはヒノキ林が広がっています。
ここを過ぎて下っていくと、北入口に戻れます。
この公園を日常的に管理するための愛護会も結成され、参加者募集の案内も貼られていました。
広さは、1万2618平方メートル(約1.3ha)。遠くから、わざわざ行くほどの公園とは言えませんが、地元の人にとっては、かけがえのない自然の残る貴重な空間に違いありません。
所在地は、横浜市旭区四季美台72-2で、こちらの地図からご確認いただけます。