お肉がたっぷり。熟成醤油肉そばが看板メニューの丸源ラーメン

相鉄線三ツ境駅南口前の厚木街道を、南台方面(西)に進んだ二つ橋交差点の角にある丸源ラーメン。通るたびに、その大きな看板が気になっていましたが、ホームページで予習?をしてから、この度入ってみることにしました。

 
ホームページを見ると、いろいろとおもしろいことがわかってきます。創業は1949年で、愛知県豊橋市でおでん屋「酒房源氏」として始まっています。その後、しゃぶしゃぶや海鮮を経て、1995年に「焼き肉一番カルビ」を始め、ラーメンを始めたのは実は2001年。その後、2005年にお好み焼きも始めますが、ラーメン店が2012年4月に100店舗を達成し、全業態252店舗(直営118店・FC134店)のなかで一番多くなっています。

会社名は物語コーポレーション。「焼き肉キング」「お好み焼き本舗」「丸源ラーメン」などのブランドを展開し、2008年にはジャスダック、2010年には東証二部、2011年には東証一部に上場するという成長ぶり。

「丸源ラーメン」としては、北は東北仙台のみ、南は中国・四国までで、本社のある愛知県が20店舗と多く、首都圏はどの都県も各4~5店舗のみです。神奈川県は、三ツ境店のほかは本郷台店・宮前平店・大磯店・鎌倉深沢店があります。

ちなみに、2005年には「二代目丸源」と称して、「熟成醤油とんこつ“きゃべとん”」のチェーン展開を始めています。こちらはまだ全国に8店舗。関東には、さいたま市と高崎市にしかありません。

さて、歴史や会社のお勉強はこれくらいにして、肝心の三ツ境店です。厚木街道を通過するだけでは気づきにくいのですが、店舗も駐車場に意外に大きいのが特徴です。店舗の席数はファミレス並み、駐車場は2方向から出入りでき30台分くらいありますから、これは普通のファミレスよりも広いです。

メニューは、基本はラーメン・チャーハン・ギョーザの3種ですが、ラーメンやサイドメニューのバリエーションが豊富です。ここの看板メニューは「熟成醤油肉そば」。また、チャーハンのまわりに玉子を流し込み、自分で混ぜて食べる「鉄板玉子チャーハン」も好評なようです。

写真のメニューでは割愛しましたが、夏のメニューとして、冷し中華(胡麻だれ・醤油だれ/714円)、旨辛つけ麺(旨辛・中辛・激辛/787円)も、始まっていました。

平日ランチメニューには、肉そばに、このチャーハン(小)そしてギョーザ3個のフルセット?(税込1029円)もあり食指も動いたのは事実です。しかし、ちょっとこってりっぽいラーメンには、チャーハンより白いご飯の方が合いそうと思い、この日はチャーハンの代わりにごはん(小)の付いたサービスランチ(税込819円)を注文しました。



 
待つこと7~8分、出てきたのは写真の通りものです。スープは予想ほどこってりではなく、油も少なめです。豚肉のほか、たまねぎ・青ねぎ・もみじおろし・海苔が付いており、なかなかのマッチングだと思いました。たまねぎは豚肉に合い、青ねぎはスープに合い、もみじおろしは、スープをさらにさっぱりにしてくれます。

麺は、そこそこ腰があり、スープにうまく絡んでいました。キョーザの方は、オーソドックスな味わいながら、ニンニクは、やや強めに感じました。メニューによるとニンニクなしも選べるようです。

ここは、100円でデザートメニューも各種あり、携帯メール会員(応援団)になると、ソフトクリームがその場で無料になるとのこと、待っている間にしっかり手続きして、デザートにソフトクリームもいただきました(コーン・カップ=バニラ・イチゴ・チョコから選べます)。

会計をすると、6枚綴りの50円割引券をくれました。また、スタンプ10個で500円分の飲食ができるスタンプカードもやっていました(500円の利用で押印1個/他の割引との併用不可)。また、5/13~19は、餃子フェアと題し、1人前注文すると、もう1人前無料というサービスも展開。このあたり、チェーン店ならではの、あの手この手のサービスてんこ盛りでした(ドンドンやってください)。

とまれ、普通の醤油ラーメン630円も安いですが、看板の肉そばが682円は、お肉がたくさん入っているので、かなりお得感があります。聞いてみたら、スープの材料だけでなく、肉も国産とのこと。意外といいかも。たぶん、近くを通ったときは、また寄るような気がします(割引券もあるし!)。

丸源ラーメン 三ツ境店
〒246-0021 横浜市瀬谷区二ツ橋町162
TEL 045-360-1277
11:00-25:00(L.O.24:30)
年中無休