横浜の水道の歩みと全貌がわかる横浜水道記念館
保土ヶ谷区の陣が下渓谷に行った後、すぐ近くに横浜水道記念館があり一緒にウォーキングコースにすればいいことに気づき、先日陣が下渓谷に再度行く前に寄ってきました。小中学生には社会科見学でおなじみの場所かもしれませんが、大人でも十分楽しめます。まだ行ったことのない方は是非。
相鉄線の上星川駅を南口を出て、西へと水道道の坂をのぼると右側にあります。10~15分程度1キロ弱でしょうか。坂道が嫌な方は、バスも利用できます。ただ、歩いてのぼると、途中みなとみらい方面の景色もよく、上写真のようなレトロな建物にも出会えます。これは西谷浄水場の旧計量器室跡だそうです(下写真/クリックで拡大)。裏の方には、いこいの広場という公園もあるようです。
ここを過ぎ、少し行くと横浜水道記念館の入口です。広場の噴水といい建物といい、なかなか立派でびっくりしました。建物入口を入ると、まずは、水道局のマスコット「はまぴょん」の噴水がお出迎え。噴水の水の中が光っていて、あら不思議(下写真/クリックで拡大)。
入館は無料です。展示室には、まず横浜が開港してから水需要が急増し、近代水道の必要性が高まり、その苦難の歩みが展示されています。いまでこそ、蛇口をひねれば、いつでも衛生的な水が飲めるのは当たり前ですが、当時からすれば、夢のような話だったに違いありません。ちなみに「近代水道」というのは、蛇口がある・鉄の水道管を使っている・衛生的であるの3つを満たしているものだとか(たしか展示にはそうあった)。
その他、水道の歴史だけでなく、水道の取水や送水、濾過の仕組みなど、さまざまな展示があり、映像で見られるものも多数あり、3階からは、隣接する西谷浄水場も一望できます(上写真)。なお、隣には水道技術資料館もあり見学できることを、これまた帰って来てから知りました。またの機会には、是非寄りたいと思います。ここから陣が下渓谷の南口入口までは、徒歩15分くらいですので、全部セットで楽しまれることをお勧めします。ただ、シーズン的には、春~秋の方がよさそうですね。季節外れのご案内で失礼しました。
横浜水道記念館
〒240-0045 横浜市保土ケ谷区川島町522
TEL 045-371-1621
9:00~17:00(最終入館16:30)
※休館日
4月~8月は第1月曜日(祝日にあたる日はその翌日)
9月~3月は毎週月曜日(祝日にあたる日はその翌日)
祝日の翌日(土・日にあたる日を除く)
年末年始(12月28日~1月4日)