◆存続の危機! がんばれ!「神奈フィル ブルーダル基金」
いまや日本のオーケストラの多くは、存続の危機に立たされています。神奈川フィルハーモニー管弦楽団も例に漏れず、以前赤字経営が続いた時期の負債もあり、資金調達と債務超過の解消に苦慮しています。そのため、「神奈フィル ブルーダル基金」が設けられ、募金活動が行われています。
それとともに、一番の応援は、お金を払ってコンサートを聴きに行くこと。来る2012年9月15日(土)には、みなとみらい大ホールで、第283回定期演奏会が開催され、ブラームスの「田園」とも言われる交響曲第2番、海外ゲストを迎えてのR.シュトラウスのホルン協奏曲第2番などが演奏されます。
神奈フィル存続のためには、公益法人制度改革の期限である2013年11月末までに、純資産300万円以上を確保し、新しい公益法人に移行する必要があります。それまでに5億円(内、個人分1億円)を集めることが目標で、現在までに1億円以上が集まっていますが、まだまだ目標には及んでいません。
寄付金は、個人1口1000円、法人1口10万円で、銀行・郵便局での振り込みのほか、ホームページからクレジットカード決済もできるようになっています。
寄付金への協力とともに、やはり有料入場者が増えることも大切と考えます。クラシックに興味のある方は、是非、定期演奏会に足を運んでみてください。チケットは、学生なら3000円のB席が1000円、70歳以上の方なら、S・A・Bの全席とも20%OFFで購入できます。
また、定期演奏会以外にも、さまざまな機会に、県内を中心に演奏活動が行われていますので、詳しくは、ホームページからご確認ください。2012年9月4日(火) の12:10からは、海老名市役所1階エントランスホールで、神奈川フィル弦楽メンバーによる弦楽四重奏の無料演奏もあるようです。