7/15(日)◆被曝労働を追い続ける樋口健二さん講演会

原発には、処理できないのに増え続ける危険な放射性廃棄物という大問題に加え、原発下請け労働という現代日本の闇というべき問題も隠されています。すでに被曝労働者の数は50万人に達し、その放射線被曝の実態は明らかにされていません。この問題を追い続けているフォトジャーナリストの樋口健二さんの講演会があります。

原発のメンテナンスには、1日1500人以上の労働者が必要で、内部に入って洗浄するなど被曝する作業を抜きにしてはできません。しかも、その実態を隠蔽すべく、下請け・孫請け・ひ孫請けの構造があり、原発が実は差別の上に成り立っていることがわかります。

原発が動き続ける限り、被曝労働者を生み出し続けることは避けられません。いまこそ、私たちは、その実態をもっと知るべきではないでしょうか。樋口健二さんは、38年間に渡り、被曝労働を取材し、その恐ろしさを訴え続けてきた方で、「闇に消される原発被曝者」ほか、多数の著書があります。直接樋口さんの声を聴けるいいチャンスです。

日 時:2012年7月15日(日) 14:00~17:00

会 場:かながわ県民活動サポートセンター2階ホール
    (横浜駅西口ヨドバシカメラ裏)

参加費:当日1000円(前売り800円=連絡で確保可)、
    障害者・65歳以上・失業者・学生500円

主 催:ZENKOかながわ(平和と民主主義をめざす全国交歓会)

共 催:放射線教育を考えるネットワーク

連絡先: peaceblue0511*ybb.ne.jp (*は半角のアットマークに変更)
     070-6567-8560(青島)