4/2(月)◆映画と講演の集い~電力自由化と私たちの選択

「どうなる?どうする! ニッポンの電力自由化と私たちの選択」と題して、第3回「えねぱそ」出前講座~映画と講演の集いを「みなくる」で開催します。なんと本イベントは、ASA三ツ境北部主催です。しかも、単なる講座ではなく、ドイツで市民が電力会社をつくってしまったというドキュメンタリー映画「シェーナウの想い」上映との豪華?セット企画です。参加費無料ですが、要予約ですので、お早めにお申し込みください。

いまや、脱原発・脱東電の流れが大きくなりつつあります。ただ、脱原発はまだしも、脱東電は、どう行動すればいいのか、むずかしいですよね。

企業に対しては、電力は2005年以降ほぼ自由化されており、PPS(特定規模電気事業者)から電気を買うことが可能です。しかし、一般家庭では、いまだ地域独占の電力会社以外から電気を選ぶことができません。

この先、電気の供給はどうなるのか、そして私たちはどうすべきなのか、考える手がかりとして、映画と講演の集いを企画いたしました。

まず、ドイツで市民が電力会社をつくってしまったというドキュメンタリー映画「シェーナウの想い」(60分)を上映。次に、NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)で、飯田哲也さんとともに自然エネルギーの伝道師として活躍されてきた竹村英明さんに、ニッポンの電力事情や今後の選択肢などについてお話をうかがいます。

さらに、今年から発売になった個人向けグリーン電力証書「えねぱそ」についても、詳しく解説していただきます。参加費無料・定員50名ですので、お早めにお申し込みください。

日時:2012年4月2日(月)13:30~16:30(開場:13:10)

会場:旭区市民活動支援センター「みなくる」研修室
   相鉄線鶴ヶ峰駅下車/横浜駅から快速で11分・各停で15分(駅から直結)
   〒241-0022 横浜市旭区鶴ケ峰2-82-1 ココロット鶴ケ峰4F
   TEL 045-382-1000 FAX 045-382-1005
   
内容:第1部:映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに」
       
   第2部:講演「電力自由化と私たちの選択」(竹村英明さん)
       
       ・自然エネルギーは順調に増えるのか?いつ主役になれるのか?
       ・日本のエネルギー需給はどうなるか?電力は足りるのか?
       ・発送電分離とは?そのメリットとは?
       ・PPS(特定規模電気事業者)は今後どうなる?
       ・7月から導入される固定価格買取制度はとうなる?
       ・東京電力は国有化されるのか?されたらどうなる?
       ・グリーン電力証書とは?その仕組みとは?
       ・個人向け証書「えねぱそ」とは? などなど・・・
       ※質疑応答・議論の時間もたっぷり取ります。

定員:50名

会費:無料

申込:お名前・メールアドレス(なければ電話番号)・所属(あれば)を明記し、
   電話の場合は、0120-57-0843(ASA三ツ境北部)
   メールの場合は、info※ene-paso.net (※は半角のアットマークに変更)。
   FAXの場合は、020-4666-4343まで。
   
主催:ASA三ツ境北部
共催:えねぱそパートナーズ
協力:自然エネルギー社会をめざすネットワーク

●映画紹介/ シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに
ドイツにある小さなまちシェーナウの親たちが、チェルノブイリ原発事故をきっかけにドイツ史上初の自然エネルギーの電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を綴るドキュメンタリー。2008年ドイツ製作(60分)。

●講師紹介/竹村英明(たけむら・ひであき)さん
環境エネルギー政策研究所(ISEP)顧問
東日本大震災つながりぬくもりプロジェクト事務局長
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)アドバイザー
エナジーグリーン株式会社副社長
 1951年広島生まれ。横浜市立大学卒業。衆参の議員秘書や環境保護団体のスタッフを経て2004年より環境エネルギー政策研究所。飯田市のおひさま進歩エネルギー事業立ち上げを担当後、(株)自然エネルギー・コム(エナジーグリーン社の前身)でグリーンエネルギー証書事業を担当。東日本大震災後に個人向けグリーン電力証書「えねぱそ」を考案。現在、各種NPO活動のかたわら「社会運動ビジネス」としての「えねぱそ」の普及にも奔走中。