カジノに関する署名/住民投票は9月、市長リコールは10月に延期

横浜市へのカジノ誘致は白紙としていた林市長は、2019年8月に一転して推進を表明しました。これに対して、住民投票の実施を求める活動や、市長リコールを求める活動が盛んになり、前者は「カジノ誘致の是非を決める横浜市民の会」が、2020年4月24日から署名活動を始めることを3月24日に発表していました。

しかしながら、同会は、新型コロナウイルス感染拡大に鑑み、9月に延期することを決定。これに伴い、旭区で昨年末講演会を開催し、署名を集める受任者の募集活動をしている「旭区カジノ問題を考える会」も、街頭での活動を休止しました。

また、市長リコールを求める活動をしている「一人から始めるリコール運動」は、7月から署名活動を始める予定を、目標とする受任者5万人が集まらない(現在3万5000人)ため、10月に延期すると6月9日に発表。2つの直接請求(署名期間はいずれも2カ月間)が重なるという異例の展開になっています。