寄席も「こども食堂」もやっている老舗中華料理店◆萬寿園

二俣川駅北口からバス通りを北へ徒歩7分。ユニクロ(2019.1.14閉店)のあるY路地を、左(試験場方面)ではなく右(今川公園方面)に3分ほど進むと右側にある中華料理店です。

開店したのは1982年頃。2階の座敷に大きな円卓が2つありますが、1階はテーブル席で12人程度の小さなお店です。特徴的なのは、これまで30回以上、2階で寄席を開いてきたほか、2018年3月からは月に1~2回「しみずがおか食堂」の名前で、いわゆる「こども食堂」を開催していることです。


 
「頼まれればイヤとはいえない性格だから」と店主の池田弘次さん。落語も、こども食堂も、友人から持ち込まれた企画で始め、顔の広さと人柄の良さで、なんと旭料飲喫茶事業組合の理事長も務めています。とくに、「こども食堂」については、会場の提供だけてなく、食事のメニュー決めから調理まですべてボランティアで引き受け、広く周囲の支援も得ながら、完全に主催の立場で運営しています。
 

 
お店の雰囲気は、雑然としたなかにも居心地の良さを感じさせ、まさに昔ながらの街の中華屋さんという風情です。ランチタイムもなく、メニューも壁にあるだけで、商売っ気のなさもレトロさを感じます。2回目にうかがったとき食したのは中華丼(700円)。海老・豚肉・きくらげ・白菜・ニンジン・鶉の卵・タケノコに加え、ハムやナルトが入っていたのも、庶民的な味わいでした。
 

 
もともとは北京料理店で、通常の街の中華屋さんにはない、揚げ豆腐の辛子煮込(家常豆腐/ジャージャンドウフ)がメニューにあるのは嬉しい発見でした(初めてうかがった夜にいただき美味でした)。
 

 
寄席は、2018年12月現在、次の開催予定は決まっていませんが、店内の壁には、びっしり落語家の色紙が飾られており、過去に誰の寄席が開かれたかがわかります。
 

 
また、池田さんは、根っからの巨人ファン。群馬生まれの川崎育ちで、当時は大洋ホエールズを応援していましたが、長島さんに魅せられてからは、ずっと巨人ファンだとか。以前、店のそばに読売新聞の販売店があり懇意にしていたため、その縁で入手した巨人グッズやお宝も、店内に展示されています。
 

 
なお、こども食堂は、次回(15回目)は、2018年12月15日(土)の14:30~16:30に開催予定で、お店の休憩時間を活用しているため、この時間帯となっています。最初の1時間はフリータイムですが、ゲーム機で遊ぶのは禁止。後の1時間が食事タイムで、子どもだけか、親子で来るのが原則。一度、親子で来ると安心して、次回からは子どもだけで来るようになるそうです。子どもたちの新たな交流の場になってくれたら、というのが池田さんの願いです。
 

 
萬寿園(まんじゅえん)
〒241-0814 横浜市旭区中沢1-4-9
TEL 045-361-1186
12:00~14:00 17:00~21:00(出前は20:00まで)
水曜日定休