9/10・10/2・11/7・12/13◆歌声喫茶ともしび in サンハート/ほぼ毎月開催

「戦中生まれ」から「団塊の世代」までの方にはお馴染みで懐かしい「歌声喫茶」。1950年代後半から1960年代にかけて流行しましたが、その後は衰退し、カラオケに取って代わられた感があります。

しかし、近年人気が復活。歌声喫茶の原点といえる新宿の店「ともしび」が、「出前歌声喫茶」を積極的に行っており、ほぼ毎月サンハートでも開催されています。

歌声喫茶は、お客がリクエストした曲を、歌声リーダーの音頭のもとに、店内の客全員で合唱する喫茶店で、伴奏はピアノやアコーディオンが中心ですが、大きな店では生バンドも入っていたとか。

歌われる歌は、当時はロシア民謡・唱歌・童謡・労働歌などが多く、当時の学生運動や労働運動の高まりを背景に、人々の連帯感を強める点からも人気になったようです。なんと、さとう宗幸さんや上条恒彦さんは、この歌声喫茶の歌声リーダーからプロ歌手になっています。