旭区内の初詣スポット◆横浜FC全員が来たこともある春の木神社
調べてみると、旭区内には16の神社があります。そのうち半分以上の9つはなんと神明社。これは、天照大神(あまてらすおおみかみ)を主祭神とし、伊勢神宮内宮(三重県伊勢市)を総本社とする神社だそうです。それはともかく、区内の9神明社のなかで一番有名なのは、春の木神社かもしれません。
何よりも、春の木神社は標高92メートルの地にあり、横浜市内では、もっとも高いところにある神社とのこと(ちなみに、旭区内の最高点は、どこか不明ですが94.8m。横浜市内の最高点は栄区上郷町で159.4mだそうです)。また、住所も東希望が丘なので、「頂点を目指す」「希望を叶える」という意味で、非常に縁起がいい神社なのです。
そのため、Jリーグの横浜FCが、2006年のシーズンイン直前に、チーム全員で必勝祈願に来たそうです。そして、見事J2優勝J1昇格を果たし、シーズン直後にも、奥寺社長・高木監督・城主将がお礼参りに来たとか。
春の木神社は、いまでは、参道の両脇いっぱいまで、住宅が立ち並んでいますが、それでも丘の上にあるため、遠くの山並みなど、ちょっとした眺めが楽しめます。住宅地に囲まれており、駐車場もコインパーキングもありませんので、参拝は、歩きか自転車がオススメです。
交通の便がいいのは、旭区本村町にある神明社でしょう。厚木街道に面しており、堂々とした神社です。ただ、神主さんは常駐していないようで、七五三など行事のあるときに管理元の西区の杉山神社から来るようです。
この他では、区内北の奥まったところですが、川井宿町にある八幡神社を忘れてはなりません。八幡神は、武運の神として崇敬され、いまでは、受験や試合の必勝祈願、家内安全、交通安全、厄除け開運など諸祈願成就で、多くの人が参拝に来ます。ここは、女性の神主さんが常駐しています。
旭区唯一の八幡神社であるため、旭区内の企業から地鎮祭や工事安全、社運隆昌の祈願を受けることも多いそうです。実は、何を隠そう、私の娘の七五三は、ここでやったのです。いつも初詣は区外の有名な神社に行く方、あまり初詣は行かない方も、今度の初詣は、旭区再発見のウォーキングも兼ねて、地元の神社にしてみませんか?
なお、旭区だけでなく横浜市内の神社は、こちらで一覧できます。
2010年12月16日追記:本村神明社は、元旦0時~1時半と、1・2・3日の午前9時~午後3時には、神主によるおはらいが、2日の午前11時半からは、本村囃子連中による獅子舞奉納の披露が予定されています。また、1月15日の午前10時からは、古神礼焚上式があります。なお、家内安全・商売繁盛・交通安全などの新春開運祈願は、1月末まで受け付けているそうです。