12/16(木)◆ふまじめ介護~本音で語る、涙と笑いの介護講談

介護がテーマとなると、ちょっと湿っぽくなりがちですが、なんと講談師による介護体験講演会が開催されます。講師は、実母、義母に続き、現在は、義父の介護に奮闘中という田辺鶴瑛(かくえい)さん。「ふまじめ介護」という本も出されている方です。

田辺鶴瑛さんは、昭和30年函館生まれ。介護歴はすでに大学時代に始まります。母が脳動脈瘤で倒れ植物人間となり4年間の介護を体験。母の死後、心の空白を埋めるためインド・インドネシア・沖縄に旅立ち、帰国後、 陶芸家・彫刻家助手・女優など日指すも断念。夫と出会い結婚・出産・子育ての後は、義母が倒れ、ここでさらに3年間の介護を経験します。

義母の没後のある日、夢の中に、テレビで一度見たことがあるだけの講談師の田辺一鶴が現れます。その1ケ月後、今度は新聞で田辺一鶴の「講談修羅場道場開講」の記事を発見。「これだ!」と心を揺さぶられ飛んで行ったのが、講談師になったきっかけだそうです。

そして15年ほど前に、介護講談と運命的な出会いをし、以後、介護講談は、鶴瑛さんの有力な持ち芸になっているとのこと。現在は、義父の介護もされていますが、そうした多くの経験から、介護を楽しむ秘訣や、看護をすることで逆に自分が癒されるという言葉の真意など、まさに「本音で語る、涙と笑いの介護講談」を聞かせてもらえそうです。介護に悩んでいる方も、そうでない方も、これからの時代、避けて通れないテーマ。お時間のある方は是非。

田辺鶴瑛さんについて、もっと詳しく知りたい方は、鶴瑛さんのホームページを。

日時:2010年12月16日(木) 13:30~15:00
開場:13:00
会場:旭公会堂(旭区役所4F)
定員:450名(予約不要)
費用:入場無料
備考:手話通訳もあります。

お問い合わせ:旭区役所総務課庶務係
TEL 045-954-6006
FAX 045-951-3401