紅葉見るなら、こども自然公園・白根不動・ニュータウン通り

桜の名所は結構すぐに思いつくものの、紅葉の名所は意外にすぐには思いつかず、桜より少ないのかもしれません。横浜市内の紅葉の名所といえば三渓園でしょうか。調べたところ、11/27~12/12には「紅葉の古建築公開」があります。また、山下公園前のイチョウ並木も有名で、多くの人がブログなどに紹介しています。たとえばこちら

旭区周辺では、ひかりが丘団地北側に隣接する四季の森公園には、文字通り「紅葉の森」があり、他の雑木林でも紅葉が見られます。また、若葉台団地東側に隣接する三保市民の森は、谷沿いにクヌギ、ヤマザクラ、ナラの紅葉が見られるそうです。ともに旭区に隣接するものの緑区になります。

 

旭区内では、まずはこども自然公園でしょう。園内にある大池の周囲が紅葉で包まれます。二俣川駅南口からこども自然公園まで続く一本道も、イチョウ並木が見事です。

また、意外に知られていないのが白根神社(白根不動)の紅葉。旭図書館の東に白根公園があり、そのすぐ北側にあります。境内に白糸の滝があることから、こちらの方が有名ですが、16mと12mの2本のイロハモミジの巨木があり、赤く染まります。また、20mのヤマザクラ2本と15mのイチョウ、20mのカヤの木もあり、この計6本は、横浜市の名木古木指定を受けています。ヤマザクラ2本はともに枝張りも20mもある巨木です。

この指定一覧を見る限り、旭区で一番高い木は、たぶん南本宿の切割神明社にあるイチョウの木でしょう。樹齢は230年で高さはなんと29mでダントツ。20m前後の木は珍しくないものの、30mにならんとする木は、旭区内では他にありません。どなたか、是非紅葉を見てきてほしいものです。

 

後は紅葉で忘れてならないのが、ニュータウン通りのイチョウ並木ですね。二俣川駅から旭高校行きバスに乗ると、途中から桜並木が始まりますが、ニュータウン第2を過ぎ右折後はイチョウ並木に変わります。ニュータウン第5近くまで続き、その後はトウカエデ並木になります。

二俣川駅からニュータウン通り・見晴らしポケットパークを経て三ツ境駅に至る5.2kmは、旭区のグリーンロード「追分・矢指市民の森コース」にも指定されており、看板も整備されています。ニュータウンも見晴らせ、市民の森も通るので、天気のいい日にはオススメの散歩コースです。二俣川・三ツ境間は相鉄を使えば、気軽に戻れ、ニュータウン通りは疲れたらバスも利用できます。

紅葉の名所案内のつもりが、事実上、駆け足の旭区スポット案内になってしまいました。こども自然公園などは、改めて取り上げる予定です。